レベル51からのクラフターの話

FF14にはクラフターと呼ばれるクラスがある。クラフターになれば服や武器、家具や料理に至るまでさまざまなアイテムを自作できる。


以前の私は何も考えず適当に製作するポンコツクラフターだった。それでもクラスクエストで要求されるアイテムはそこそこ作れていたので、自分のやり方が大幅に間違っているとは露ほども思っていなかった。


レベル50を過ぎて少し経った頃。クラスクエストで納品するアイテムを作っていたのだが、なかなかHQが作れない。 HQアイテムを納品しなければならないのに、出来上がるのはNQばかり。どれだけ頑張っても全体の半分程度しか品質が上がらない。


これは何か原因があるのでは?と思った私はFCのクラフターガチ勢に相談してみた。 すると、どうやら私のスキル回しが間違っているらしい。


それまでの私の作り方はまず作業アクションで完成手前まで工数を上げて、そこから耐久の許すかぎり加工をして、最後に仕上げの作業で締める、という方法だった。(本当に何も考えずに作っていたので思い出そうとしてもおぼろげにしか思い出せない)


クラフターガチ勢が言うには、51以降は「インナークワイエット」と「ビエルゴの技巧」がカギになってくるらしい。 アクションリストを見ると、確かにLv.51でビエルゴの技巧なるアクションを覚えていることがわかる。 そういえば説明を読んでもサッパリ分からなくて全然使ってなかったアクションにそんなのあったな……


聞けば51からのクラフターは、インナークワイエットという「品質を上げるアクションを使うたび加工精度が上昇し、スタック数が1増える」アビリティを使い、加工しながらこのスタック数を増やしていくのだそうだ。そうしてスタックしたインナークワイエットを、今度はビエルゴの技巧やビエルゴの祝福といったアビリティを使って品質に変換するらしい。ビエルゴの技巧には「インナークワイエットのスタック数が多いほど品質が上昇する」効果があり、これが製作アクションの要なのだという。


さらに、クラフターにもアディショナルアクションが存在するらしい。 アディショナルアクションとは「現在のクラスのアクションに加えて使用できる他クラスのアクション」のこと。 つまり錬金術師しか使えないコンファートゾーンや革細工師しか使えない倹約を他のクラスでも使えるようになるのだ。




知らなかった……。 これま何も考えず適当にやってきた自分を恥じていたところ、優しいクラフターガチ勢はおすすめのスキル回しまで教えてくれた。 本当に頭が上がらない。


言われた通りに作ってみると、ちゃんとHQアイテムができた。






それからはちゃんとアビリティの説明を読むようになり、自分なりの方法を見つけて新式とか作れるようになりました。めでたし。






おまけ
おすすめアディショナルアクション


・コンファートゾーン(錬金Lv.50)
・ステディハンドII(調理Lv.37)
・ビエルゴの祝福(木工Lv.50)
・模範作業II(裁縫Lv.50)
・ピース・バイ・ピース(甲冑Lv.50)
・堅実の心得(彫金Lv.54)
・堅実作業(彫金Lv.37)
・工面算段II(鍛冶Lv.50)
イノベーション(彫金Lv.50)
・秘訣(錬金Lv.15)


登録できるアディショナルアクションは10個までなので枠が余ったら念のためリクレイムを入れたりする。
堅実回しを使わない人やLv.51〜60の場合は堅実の心得&堅実作業を外して確信(調理Lv.54)と倹約II(革細工Lv.50)を入れておくと良いかもしれない。